4.神功皇后山(じんぐうこうごうやま)   猟師町 寛延二年(1749年)

 神功皇后が戦に先立ち、肥前国松浦で鮎を釣り、戦勝を占ったとされる伝説にちなむ。なお、神功皇后は当時懐妊されていたが、戦が終わって後、九州の地で応神天皇を無事出産されたことから、この山は「安産の山」として信仰されている。
 所望は、皇后が岩に弓で字を書く所作をすると、次々と文字が現れてくるカラクリで、江戸時代の文字カラクリとしては斬新な機構とされている。           (大津観光協会パンフレットより)

神功皇后山(じんぐうこうごうやま)

   

    曳山の前面の、松の枝がアクセントを添えている

   

曳山のあちこちに精巧な彫り物が見える

 

曳山は胴幕部分が赤の単色で、見送り幕の赤地とあいまってすっきりとした印象を受ける

        5.月宮殿山(げっきゅうでんざん)                   大津祭り・目次

 神功皇后山の木製車輪(木製の梃子で、たくみに方向を変える)