13.石橋山(しゃっきょうざん)       湊 町       宝永二年(1705年)

 謡曲の石橋にもとづいたもので、大江定基入道寂昭が宋の国に渡り、天呂山に入って、文殊菩薩の浄土と伝えられている険しい石の橋をわたろうとしたとき、獅子が現れて、牡丹の花に舞い戯れるのを見た。牡丹に舞う唐獅子で有名。
 石橋山は最初、勒猿山といっていたが延享年間から今の石橋山にかわった。所望は天呂山の岩石の中から唐獅子が出てきて牡丹の花に戯れ遊び、また岩の中にかくれる。

石橋山(しゃっきょうざん)

    

市内を巡行する曳山

赤いハチマキが凛々しい子供たち

歴史を感じさせる見送り幕と胴幕が、シックで美しい。鶴をあしらって華やかで豪華だ

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