エローラ(ELLRORA)(4)

   仏教石窟寺院(3) 第4・5・6窟 他

第5窟 大ヴィハーラ(僧院)窟の内部 ホールは両サイド各10本の列柱で仕切る。正面には仏堂がある。

中央ホールには二本の細長いベンチ状のテーブルが列柱と平行に彫り残されている。これは比丘たちの勉強机だという


脇侍を伴ったターラー立像 マハーマーユーリー(孔雀明王)立像(第6窟・7世紀)

右の孔雀明王は、孔雀を毒蛇除けの守護神として神格化したした女尊。この像は、インドにおける初期の作例として、きわめて貴重といわれている。

マカラ・アーチで縁取られ、右手で孔雀の尾羽を掲げる。孔雀は、女尊の右脇に配されている。

寺院を彩る女尊たち(第12窟)

第4窟付近(7〜8世紀) : ブッダ像、観音像がおかれ、左方の窟院入口の柱にはミトゥナ像が円形のメダリオンの中に浮彫にされている

 エローラ(5) ヒンドゥー教寺院(1)       アジャンター・エローラと西インドの石窟寺院

石窟寺院の列柱と彫刻