アマラーヴァティー大塔の塔身を飾った石版の浮彫り(2世紀後期)
欄楯(らんじゅん)柱
マドラス州立博物館は、アマラーヴァティー
の仏教彫刻で有名。アマラーヴァティーは、
バールフトの浮彫(前1世紀初期)・サーン
チーの浮彫(後1世紀初期)に続く2世紀中
期に最盛期を迎えた。これらの浮彫りは、
石灰岩の肌合いを生かした南インド独特
の繊細な作風になっている。
仏像という表現がなかった時代、ブッダは
象徴として、法輪や菩提樹、塔や仏足とし
て表現された。
アマラーヴァティーの浮彫
中央の法輪がブッダの象徴