第1ストゥーパ西トラナ（西塔門、高さ 約9ｍ）

角柱（支柱）裏面上部、仏塔や法輪（ブッダ）を礼拝する人たちが彫られている

西トラナ(門）表面（おもてめん）

　レリーフは、繊細で美しくブッダは、菩提樹や法輪で表されている

最下層の横梁を支える柱頭が、守護神である四人のヤクシャ（薬叉）の形をとっている

　 サーンチー西トラナ(門）横梁のレリーフ

横梁 中段表面の浮彫

ブッダ 初転法輪の聖地 サールナート（鹿野苑）で、天人たちが法輪・宝座（ブッダ）に礼拝する場面。下段にたくさんの鹿が、彫られている。

横梁 中段裏面の浮彫

ブッダの遺骨(仏舎利）は、クシナガラのマッラ族が奉安供養したが、その分与を求め、ブッダゆかりの七カ国との間に争いを生じる

浮彫は、七カ国の王がクシナガラにきて、ブッダの遺骨(仏舎利）を請求する場面。七人の王は、日傘の下にいる人物

横梁 下段表面の浮彫

菩提樹に蓮華をささげる象たち。象たちの中に、六牙の象も刻まれている。

横梁 下段裏面の浮彫

菩提樹のお堂に楽団付き天人たち（画面、左）が来て、悪魔たち（画面、右）が退散する場面

横梁 上段表面の浮彫

仏塔と聖樹を礼拝する天人たち

横梁 上段裏面の浮彫

バラモンの調停により、八つの部族に対し、平等に仏舎利を分けた

浮彫は、分骨された仏舎利を持って帰る王。王は象に乗り、仏舎利を入れた容器を頭上に載せている

　 サーンチー西トラナ(門）角柱(支柱）のレリーフ

天界で楽しく、くつろぐ男女五組（上側のパネル）		下段パネルは、ブッダ（菩提樹と宝座）を礼拝する天人たち

川の橋がわりになって猿の一族を救った、猿王マハーカピ。画面、最頂部の光があたっているポイントが猿王（右上写真：上段パネル、マハーカピ本生話）

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第1ストゥーパ西トラナ(門）より、第51番僧院址を見る

（撮影：2003年12月29日）