マハーバリプラム(Mahabalipuram) (4)

 「5つのラタ」   ラタというのは神の乗物である寺院や山車(だし)のことである。「5つのラタ」は、南インドの当時(パッラヴァ朝)の木造寺院 を模している。

「5つのラタ」 全景

石彫寺院、左から ドラウパディー・ラタ、アルジュナ・ラタ、ビーマ・ラタ、ダルマラージャ・ラタ、ナクラ・サハーデーヴァ・ラタ。ライオンや象の彫像も含めすべて、一続きの岩から彫りだしてある

ライオンの彫像で遊ぶ子供たち

  

ビーマ・ラタ(切妻屋根のゴプラ型の堂) ダルマラージャ・ラタ(南方型の堂)

    

壁面に彫刻された女神

 コモリン岬     アジアの宗教美術と博物館!     アジアの風景!目次

ラタ壁には、神々や王の姿が彫刻されている

 クリシュナのバターボール             写真:河合 哲雄