インドの塔(6)   

アジャンター

 アジャンターは、インドの代表的な仏教石窟寺院。ワゴラー川に面した断崖に30窟群が並ぶ。窟群中、第9・10窟が1世紀前後に造営された

前期チャイティヤ(祠堂)窟。第19・26窟が、5世紀後半〜6世紀初頭にかけて造営された後期チャイティヤ窟。

アジャンター全景

  アジャンターの仏塔

 

第9窟 ストゥーパ(仏塔)(1世紀前後)              第10窟 ストゥーパ(仏塔)(1世紀前後)

アジャンター前期チャイティヤ(祠堂)窟のストゥーパ

この時代は仏塔崇拝で、ブッダ像はまだ造られていなかった

     

   第26窟 ストゥーパ(5世紀後半〜6世紀初頭)             第19窟 ストゥーパ(5世紀後半〜6世紀初頭) 

アジャンター後期チャイティヤ(祠堂)窟のストゥーパ

ストゥーパから仏像へと崇拝の対象が変化してくる。仏塔に仏像が刻まれる

 パキスタンの仏塔                                          日本の塔-目次

釈迦涅槃像(アジャンター第26窟・全長7.3m)