バハルプール(Paharpur) インド仏教終焉の地、ベンガル!
バハルプールは古名をソーマプラ(Somapura)といい、パーラ朝第2代王ダルマパーラ(在位770年頃〜810年頃)の創建である。バハルプールの幾何学的で四方に広がりをもつ様式はミャンマーのパガンをはじめとして、カンボジアのアンコール・ワットやインドネシアのボロブドゥールいたる東南アジアへ広まっていった。
バハルプール 大塔 (残存高 約30m)
世界遺産に登録されたインド亜大陸最大規模の仏教寺院祉であり、単独の仏教寺院としてはアジア最大であったと考えられている。基壇には約2800枚のテラコッタ・パネルがはめこまれている。
大祠堂・頂部
頂部の四面には大きな仏像群(現在はない)を収容する四つの祠堂が付設されていた
基壇にはめこまれたテラコッタ・パネル(20〜40Cm)
テラコッタ・パネルは仏教尊像・ヒンドゥー教神像・人物・動物などを表した
テラッコッタは、粘土が生乾きの内にすばやく彫刻するという。テラコッタは躍動感に満ちていた
この遺跡は、一辺約300mの正方形の囲壁の内側に177の僧坊があった