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  ミルプール・ハース(Mirpur-khas)遺跡のテラコッタ製ブッダ像がロビーを飾る   

 ミルプール・ハースはパキスタンのシンド州ハイデラバードの東 68Kmの仏塔跡で5〜6世紀頃のものとされる。クシャン朝期北西インドの仏塔群とグプタ朝期インドの仏堂群との年代・地理・建築市場の橋渡しとなる貴重な例。

ガンダーラ仏塔群と大きく異なるのは、建材に石ではなくレンガを用いてあることと内部室を設けてあること

    

 遺跡の壁面に設けられていた、テラコッタ製の禅定坐仏(5〜6世紀)

 テラッコッタ製のブッダ像(5〜6世紀)

Mirpurkhas,sindh,5th cent.AD

   結跏趺坐し禅定印(瞑想・三昧の印)を結ぶブッダ像(5〜6世紀)

 プリンス・オブ・ウェールズ博物館(3) 仏教美術       アジアの宗教美術と博物館!

↑動物文様のテラコッタ(5〜6世紀)
  ← 転法輪印を結ぶブッダ像(5〜6世紀)

   

蓮華文のテラコッタ