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 ヒンドゥー教の美術(3)   

   

ヴィシュヌ像(パーラ朝・東部インド・12世紀) カーリー(チョーラ朝・11世紀)

インド神話ではカーリーは、<時>を象徴する神格と考えられており、すべてを飲み尽くし死に至らしめる、恐ろしい破壊者として表される。

Vaikuntha Chaturmurti(グジャラート州・11世紀)

   

 ヒンドゥーの神像

踊るシヴァ神(Nataraja)

シヴァは、舞踏(Nata)の大神(Raja)。宇宙を表す後背の火の輪を舞台にして踊る。左手には破壊・再生の焔(アグニ)を持つ。右足下に、蛇を持つ悪魔を踏み砕く

 プリンス・オブ・ウェールズ博物館(11)            アジアの宗教美術と博物館!

  

サラスヴァティー(カルナ−タカ州・12世紀)

 サラスヴァティーは叡智の女神として、学問や音楽の神として崇められている。日本では弁財天として知られている