アイホーレ(AIHOLE)

  アイホーレは、チャールキヤ朝の最初の都があった所で、6世紀後半から8世紀の初期チャールキア朝の重要な遺跡がある

ドゥルガー寺院(Durga Temple)

 ドゥルガー寺院(インド、カルターナカ州、アイホーレ、7世紀末)

  ドゥルガー寺院は、仏教のチャイティア堂と同様の馬蹄形のプランで、全体が高い基壇の上にのる。広間の奥、中央部に壁をめぐらし祠堂を設けている

ドゥルガー寺院(7世紀末) 後円部外観

ドゥルガー寺院 正面外観

前方後円型で、後円部 祠堂の上にはインド北型のシカラ(高塔)を載せている

ドゥルガー寺院 玄関正面の列柱 (列柱は、文様や彫刻で装飾されている)

二列の列柱とマンダパ(拝堂)入口

マンダパ(拝堂)入口の天井には、とぐろを巻いたナーガの彫像が刻まれている

マンダパ(拝堂)入口 頭上の彫刻(ナーガが6匹)

ドゥルガ寺院の内回廊 回廊の内側は龕(がん)が設けられヒンドゥーの彫像がはめられている

野猪に化身したヴィシュヌ

魔神にとらえられ、水中に沈んでいた大地の女神パーターラを、ビシュヌが野猪に化身して救う

水牛の魔人を殺すドゥルガー(7世紀) 八臂のシヴァ(グプタ様式を吸収した洗練された表現)

ドゥルガー像は、左足の部分が欠損しているが、動きがあり美しい。三叉戟で水牛を殺すこの像は、550年から642年まで統治したチャールキヤ朝を代表する彫刻

人獅子に化身したビシュヌ

ヴィシュヌが獅子頭人身の姿、ナラシンハに化身し魔王ヒラニヤカシプを殺す物語

祠堂の前、文様や彫像で飾られた列柱 列柱を荘厳する女性の彫像

ドゥルガー寺院、正面外観

ドゥルガー寺院屋根上、インド北型のシカラ(高塔)

 ラード・カーン寺院(アイホーレ)                  南インド、ヒンドゥー王朝の美術と寺院

前方後円型のドゥルガー寺院。後円部、祠堂の上にはインド北型のシカラ(高塔)を載せている

(撮影:2008年3月17日)